台湾支部同窓会が行われました
講演会・同窓会・懇親会と充実した行事となりました。
さる11月13日、有朋会台湾支部同窓会が台北市内で開催されました。
当日は崔教授もご参加頂き、総勢15名の方にご参加頂きました。
崔教授の講演会から始まり、同窓会・懇親会と大変充実した行事となった模様です。
同窓生職員 西田さんのレポート
恒例となる有朋会台湾支部の同窓会が台北市内で開催されました。
同窓会には、日本からアジア流通研究センター長 崔相鐵教授、学生課西田(9期生)が参加しました。
会には流通科学大学を卒業した留学生のほか、本学の提携校である国立高雄第一科技大学や南台科技大学からの交換留学生達も多数参加がありました。
また、参加者の中には高雄方面からわざわざこの会のために台北まで足を運んでくれた学生も数名見られ、久しぶりの再開を喜び合いました。
同窓会は、ホテルの会議室をお借りして崔相鐵教授による「市場創造のマーケティング戦略:阪急電鉄の事例を中心に」と題した講演会からスタートしました。
現在の大不況期に「阪急電鉄の事例から何を学ぶか」を問いかけられ、プレゼンテーション上に阪神間の路線図が示されると駅の配置を指でなぞりながら留学生活を懐かしんでいました。
講演会の結びにマーケティング戦略とは、「創造しつつ、適応しつつあるべき。」と説かれ、参加者で、まさに台湾の駅ナカ開発を手がける会社に勤務する留学生は所狭しにメモを取っていました。
場所はかわって懇親会の会場では、仕事あがりに駆けつけた留学生達が私たちを待ち構えており、ここでもまた久しぶりの再開に喜びを分かち合いました。
今回初めて有朋会に参加する留学生もあり、その留学生の知人はまた別の卒業生が勤務する会社で働いている者で知人同士だったり。
そこで聞いてみると「本当に世間は狭いですね、今日が初めての参加で緊張していましたが、思い切って参加してみてよかったです!」と最後に笑顔をこぼし、世界で展開する有朋会の活動の重要性、またこの場が「皆の心の拠り所」となっているのを肌で感じていたようです。
台湾支部も韓国支部と同様、大盛況のうちに会を締めくくり、またの再開を約束して帰途につきました。
何度か海外の有朋会支部に訪問する貴重な機会を頂いていますが、毎回留学生が遠路問わず駆けつけてくれるのも大学の留学生に対する姿勢の結果であること、今後流通科学大学がアジア、ひいては世界においてブランド力を醸成する源こそがこの留学生にあるのではないかとうこと折に触れて感じています。
今後も、この流通科学大学の学び舎からボーダレスに活躍する人材を輩出し続け、大学の留学生・国際交流施策が継続的に正のベクトルへと邁進し続けることを切に望みます。