第3回中内記念流通シンポジウムが開催されました

学内外から400名を超える参加者がありました

写真1さる9月13日第3回中内記念流通シンポジウムが開催されました。
今回のテーマは「小売の使命 Mission of Retailing」。
これは2006年に大学20周年の記念事業の一環として第1回が開催され今回で3回目を迎えます。
写真2学内外から400名を超える参加者がありました。
冒頭、中内潤理事長のあいさつで始まり、続いて、石井淳蔵学長が今回のテーマである小売の使命についてダイエーの歴史を振り返りながら主旨についてお話をされました。

時代の急激な変化に対応するには

写真3中内学園の理事でもある伊藤雅俊セブン&アイ・ホールディングス名誉会長は、商いについてこうあるべき姿などを説き、「小売業が時代の急激な変化に対応するには、『信用』が大切であってその信用の上にすべて成り立っているものである」と基調講演の中で話されていました。
企業の生の声を聞けるのは流通大の特徴!参加者は時折うなずきながら熱心に耳を傾けていました。
写真4そして石原武政関西学院大学商学部教授は、企業家商人の資質を判定する「街商人テスト」を行い、小売の商機能や小売商の持つコミュニティー機能について講演をされました。
引き続き向山雅夫本学大学院研究科長が加わり、石井淳蔵学長の司会てハネルディスカッションへ。
パネリストが互いに質問を投げかけたり、一般参加者の方からの質問が寄せられるなどあっという間に時間が過ぎたシンポジウムのひとときでした。
今後もこのような卒業生も参加できるイベントが開催されますので、たまには大学にきて貴重な講演をきいてみるというのはいかがでしょうか。